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健康な歯が抜け落ちてしまう怖い病気、歯周病。
30歳〜40歳代の80%以上が歯周病にかかっているといわれており、自覚なく静かに進行する恐い病気です。
歯周病とは細菌を原因に引き起こされた炎症によって、歯を支える骨を失っていく病気です。歯を建物に例えると、地盤がゆるんでくるような感じです。病状が進行すれば、歯を建物に例えていうと、倒壊します(歯が抜けてしまいます)。また、歯周病菌は口の中だけにとどまらず、血流にのって全身を回り、動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病・早産などにも関与していることがわかってきています。


歯周病の場合、口内環境を清潔に保つ治療を続けることで治すことができます。
重度の歯周病の場合、通常はそれ以上の悪化を防ぐ現状維持か抜歯でしか対処できません。
しかし当医院では再生療法という最先端の治療を行っており、歯周病によって失われた組織(歯ぐき、あごの骨など)を臨床上、蘇らせる事ができ詰め物ではなく自分の歯で食事をすることができます。
抜歯はなるべくしたくないという患者様におすすめの治療法です。

エムドゲインゲルとは、スウェーデンのビオラ社で開発された新しい歯周組織再生誘導材料のことです。エムドゲインゲルの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、子供の頃、歯が生えてくる時に重要な働きをするたん白質の一種でできています。現在の科学水準に基づく高い安全性確保の下、幼若豚の歯胚から抽出精製したもので、2001年12月現在、世界28カ国で使用されています。
歯周外科手術の際に、手術部位にエムドゲインゲルを塗布することにより、歯の発生過程に似た環境を再現することができます。こうして、初めて歯が生えたときと同じような強固な付着機能を持つ歯周組織の再生を促し、健康な歯周組織を取り戻します。
歯周組織の状態を調べるために、歯周ポケットの深さを計ったり、レントゲンを撮ったり、その他治療に必要な検査を行います。エムドゲインゲルを使用した治療が行えるかどうかは、歯周病の程度や患者様の健康状態によっても異なります。





手術は麻酔をかけて行います。まず最初に治療する部分の歯肉を切開し、剥離します。次に歯根表面の清掃を行い、エムドゲインゲルを塗布します。最後に切開した歯肉部分を縫合し、手術は終了です。手術にかかる時間は約1時間前後で、手術後、しばらく休んで頂いた後は帰宅できます。抜糸は手術日から2〜6週間後に行います。
健康な歯周組織を取り戻すまでには、数ヶ月から1年程度かかります。歯周組織が再生するまでの期間は個人差があり、歯周病の程度によっても異なります。術後のスケジュールの詳細も状態によって異なりますので、必ず定期的な検査を受けてください。治療が終了した後も、口の中の衛生状態を定期的に検査することをお薦めします。